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予備校の解答に異議あり?

することが多すぎて何から手をつけていいかわからず結局何もできずにいます。

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これが今年の世界史の問題。去年一昨年と手抜きっぽかったので、今年は少し気合が入っているように思えた。と言ってもリード文にほとんど設定すべき軸や注目すべき観点が書いてあるので、そういう意味ではヒント付き難問(?)と言ったところでしょうか。
リード文が教えてくれているのは

・植民地主義の現在まで続く影響に
①旧宗主国への経済的従属②同化政策を通した旧宗主国との文化的結びつき③植民地からの旧宗主国への移民とそれによる社会問題
があり
・植民地の独立とその後の展開に影響を及ぼしたものに
④植民地政策の差異⑤社会主義⑥宗教運動
があるということ。
そして問題の要求は①地域ごとの差異を考えながら②アジアアフリカの植民地の独立過程とその後の動向を述べること

こうして見ると要求やヒントがずいぶん多くて親切すぎる気もするけど、むしろこれらのヒントと要求を全てさばきつつ論述を仕上げなければいけないので、難しい、もしくは時間がかかるということもできる。
ちなみに指定語句は旧宗主国と地域別にみるとイギリスで「カシミール・非暴力(南アジア) スエズ・ワフド(西アジア)」、フランスで「ディエンビエンフー・ドイモイ(東南アジア)、アルジェリア・宗教的標章法(北アフリカ)」という風に綺麗に割り振られており、旧宗主国は実質的に英仏だけを考えればよくて(したがってヒント④は英仏の植民地政策の差異を述べなさいという風にとれる)、問題の要求①地域ごとの差異~っていうのは、とりあえず指定語句の4つの地域を地域別に特徴づけて論述しなさいという風にとらえられる。もちろんこの特徴を考える時にリード文のヒントを用いる。
細かく掘り下げると(ここ読まなくていいです)、ヒント①はアフリカや西アジア、ヒント②は南アフリカのアパルトヘイト(自信ない。これじゃなくベトナムで伝説のクォック・グーを使うべきか真剣に悩んだ。分かった人教えてください)③は宗教的標章法、⑤は東南アジア(ベトナム)、⑥は南アジア っていう風に捌けば指定語句とヒントを全部使える。

とまあこんな感じで、今年の問題は事実の羅列と言うよりはいかにリード文と指定語句に沿って綺麗に軸を設定して論述できるかを見られているんだなと思っていた、、、、んだけど、どうも予備校のみなさんの考えは違うようで。例としてスンダイ先生の解答を出すと(長くてごめんなさい)

第一次大戦後, インドでは国民会議派のガンディーが非暴力・不服従運動を推進し, 完全独立を決議したが, 英は宗教対立を煽って民族運動を分断, 第二次大戦後, ヒンドゥー教徒のインド, ムスリムのパキスタンに分離独立した。両国間ではカシミール紛争が勃発,現在まで未解決である。ベトナムではホー= チ= ミンがインドシナ共産党を結成して独立運動を進め, 戦後ベトナム民主共和国を建国した。これを仏が認めずインドシナ戦争に発展, ディエンビエンフーで大敗した仏はジュネーヴ休戦協定で撤退した。ベトナム戦争では米を破って社会主義国として統一を達成したが, ソ連のゴルバチョフの影響でドイモイを進めた。エジプトは第一次大戦後ワフド党の下で独立が実現したが, 英はスエズ運河駐兵権を確保した。第二次大戦後, エジプト革命で親英の王政を打倒したナセルのスエズ運河国有化宣言を機にスエズ戦争が勃発すると, アラブ民族主義はソ連に接近し, 英仏は撤退した。これが周辺のアラブ諸国を刺激, アルジェリアではF L N の独立運動が激化してアルジェリア戦争に発展した結果, ド= ゴールに独立を承認された。これ以降, 困窮した多くのムスリムは仏に渡ったが, 政教分離を掲げる仏が宗教的標章法を制定するなど, 反発する移民との間で宗教的な軋轢が生じた。

うーん・・・・。要求①の地域的差異への言及が見られず、ヒント②④が使われた形跡が見られず、他のヒントもあまり強調されずに事実の羅列の中に埋もれてしまった印象を受ける。これを見て焦りを感じ急いで確認したけど、他の予備校も似たり寄ったり。問題が要求する解答は果たしてこういったものなのか(つまり僕の解答は中身スカスカとみられて点数を叩かれてしまうのか)・・・開示まで真偽はわかりません。
一応、僕が「方向性としてはこっちの方がいいんじゃない?」と思う解答を追記にのせます。帰ってから作ったもので試験本番に仕上げたものではありません。
アジア、アフリカの独立は第二次大戦後の英仏の衰退と米ソの掲げた民族自決を背景に達成された。この時、独立を認める英国の植民地は経済的独立を、独立そのものを認めないフランスの植民地は戦争による政治的独立を運動の主眼とした。西アジアでは英国からの経済的自立が独立後に目指され、例えばエジプトではワフド党のもと独立した後にナセルがスエズ運河国有化を行い、イランでは石油会社国有化が試みられた。南アジアでは宗教対立が問題化し、ガンジーの非暴力・不服従運動を経て独立した英領インドではヒンドゥー教とイスラム教が対立しインドとパキスタンに分離してカシミール紛争を戦った。東南アジアでは冷戦が影響を与え、ベトナムは社会主義故にディエンビエンフーでフランスに勝利した後も米国の介入を受けたが独立を達成し、後に社会主義の限界をドイモイの部分的資本主義導入で補った。アフリカでは1960年頃に多くの国が独立したが、モノカルチャー経済の存続と旧宗主国への経済的従属性が問題化した。また、元英領南アフリカでは同化政策の白人主義が継承され黒人差別が残存し、アルジェリアではアルジェリア戦争で要求されたフランスからの独立はド・ゴール政権まで待たれ、一方でイスラム系移民が本国に流入し宗教的標章法など宗教問題が生じた。

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