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僕がカワイの授業に出ないワケ(2)

また、大手予備校には勉強への量的アプローチの視点が欠如している。小数精鋭を気取っているのかもしれないけど、まず既に述べたように大手予備校では問題演習を通して生徒の能力を向上させることに失敗しており、さらに、システムの構築のためには問題演習を通してシステムを反復利用し習慣化することが必要なのは疑いの余地がない。また、授業においてシステムを構築することができなくても、多くの問題を解くことでゆるやかに帰納的なシステムの構築を行うことが可能なため(これは経験上多くの人が理解していると思う)、この授業の補完という意味でも問題演習は重要である。しかし、大手予備校は少数精鋭を貫き、練習用の問題を提供するつもりが全く無い。練習問題くらい自分で用意しろということなのだろうけど、授業で習った部分と符合する練習問題を探してくるのは時間もお金もかかり、勉強の効率化という意味では予備校が提供した方が良いのは当然だ。
ではなぜ彼らは練習問題を提供しないのだろうか。その原因を考えることで、この大手予備校の姿勢が生徒の成績向上のためのものでなく、そのためカワイの授業にはさらに価値が見いだせないということを弱弱しく主張したい。
そもそも、授業がインプットならば反復練習はアウトプットであり、これらは表裏一体。これら双方を提供してこそ、「この生徒は私が合格させました」と言うことができるだろう。しかし、大手予備校はおそらくどの段階からでも生徒が入塾できるように、終始生徒の面倒をみるというスタンスをとっていない。以下は僕の根拠のない予想だけど、彼らがインプット、アウトプットの双方を兼ね備えた生徒の面倒を徹底的に見る授業を展開する場合、当然「このカリキュラムを修了した人には合格を保証できるけど、途中参加の人には保証できないよ」といった印象を外部の生徒に与えることになる。すると自然と学期開始後の入塾者が減ることになり、これを避けたい大手予備校は「いつ参加しても少数精鋭のエッセンスだから大丈夫」という印象操作のために、あえて生徒の面倒を見ていない。これに加え、大手予備校はもともと「一から面倒を見て合格させてあげる場所」ではなくて「受験勉強に付け足すことでその合格率を上げる場所」であったということも理由として考えられる。その大手予備校が次第に(もしくは初めから)生徒の合格を全て予備校の実績であるかように振る舞うようになったため、その実情と生徒からの印象に大きな乖離が生じ、さらに大手予備校の関係者までもが本当に生徒を合格させているという勘違いを起こしているために、その乖離が修正されることなく広がったままになっている。このため大手予備校は合格のためにフルにサポートしますという姿勢を取り、生徒が予備校を盲信している(これは実体験だけでなく、いまだに8割以上の生徒がカワイの横浜浪人クラスで無遅刻無欠席を誇っていることからも言える)にもかかわらず、実際は「普段の勉強に付け加えるだけのエッセンス」しか提供されずにいるという状態になっており、練習問題が提供されていない、と一応は考えられる。
しかし、今述べたことはあくまで現役生にのみあてはまり、面倒をみることが前提の浪人生の授業にもなぜ量的アプローチが欠落しているかという疑問には答えられない。現役生のためのカリキュラムを合格させるための十全の策と勘違いした大手予備校が、浪人生にも現役生と同じものを適用した結果だと僕の予想からこじつけることはできるけど、釈然としないと自分でも思う。もしかすると単にやる気も能力もないだけかもしれない。
いずれにせよ、予備校には量的アプローチが欠落しており、この点からも大手予備校に頼りきりになることは危険であり、頼る意味も見出せない。

授業はただの解説垂れ流しで体系化もなされず、実力もつかない。問題演習の観点でも圧倒的に量が不足している。これがカワイの、そして大手予備校の実情。カワイ横浜校浪人生東大志望者のクラスは合格率が60%であることが自慢のようだけど(ちなみにこれは本郷と並んでカワイ内トップらしい)、そもそもセンターで失敗して三分の一は二次に出願しないから実質合格率は40%だし、一年勉強させてそんなハサミギロチン並の確立の合格しか保証できないということが、逆にそのカリキュラムの低質さを物語っている。

最後に蛇足ではあるけど、僕なりの解決策をいくつか提示したい。
前提:質に疑問のある授業は休む
①自力で体系化を試みる
予備校の教材等を利用した大量の演習、ノート作成、参考書のやり込みetc
②優秀な教師のもとで体系化を試みる
他の予備校、個人塾、家庭教師etc
(当たり前すぎると思った人すみません)
僕の場合は、古典は講師が配る解答だけ拝借して、カワイの教科書と参考書をひたすら解き、疑問点が出たらフェロー(予備校にいる添削してくれる人)に聞く。数学は個人塾で体系化と問題演習、現代文はT進で演習、世界史は暗記でゴリ押し、日本史はT進で演習。英語は答えだけもらってカワイの教材で演習。カワイとスンダイに在籍して色々な授業を受けた経験から、やっぱりそう都合よく優秀な講師にあたることなんてなかなかないから、結局は演習が一番だと思う。体系化しようという意識をもって取り組めば、授業に出るよりはよっぽど有意義に過ごせるはず。






・・・ここまで書いてきたことは、もちろん大半の人には言われるまでもなくわかっていたことだと思うし、僕自身落ちてからずっと考えてきたことではあったけど、いざ文章化するとなるとやっぱり難しかった。僕は現役の間、スンダイの駄目さに薄々気付いていながらもやっぱりそれを確信することができなかった。今更ではあるけど、こうして文章化することでいびつながらも確信を形にして示し、現役の時の失敗を一部清算できたと思う。
僕はほとんどカワイの授業に出ていないけど、数学が軌道に乗り始めただけでなく、現代文も伸び始め、英語と地歴もまだ伸びしろを残していて、確実に全盛期を迎えつつある。それでも、毎日フルに使えるので一日中勉強しているわけでもなく、本を読んだり、こうして長ったらしい記事を書くこともできる。その一方で僕と同じくらい実力があったのに一日中カワイの授業に出てぼーっとしてきた人もいる。僕のやり方が全面的に正しいというつもりはないけど、予備校に通う上ではただ予備校の素晴らしさを信じるのではなくて、自分が合格するために何が必要でなにが不要か冷静に考えるべきだと思う。
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